ミャンマー地震緊急支援募金のお願い

ミャンマー地震緊急支援募金のお願い

心は国境を越える。桜十字からミャンマーへ想いを届けよう。

2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震により、これまでに3,700人以上が亡くなり、120人以上がいまだ行方不明となっています。国連の報告によると、被災地では多くの人が屋外での避難生活を余儀なくされており、医薬品や水、食料などの物資が深刻に不足。必要な医療を受けられない人は50万人以上にのぼるとされています。

桜十字にはミャンマー出身のスタッフが在籍しており、今回の震災で故郷の状況を心配する声が上がっています。遠い国で起きた出来事ではありますが、それは私たちの“仲間のふるさと”で起きたことでもあります。今、私たちにできることとして、ミャンマー復興支援募金へのご協力をどうかお願いいたします。

SJAは無事?

ミャンマー・ヤンゴンに設立され、桜十字でも多くの卒業生が働いているSakura Japanese Academy。日本での就業を目指す方たち向けに、日本語力や日本の介護教育を学べるプログラムを提供している学校です。
多くの桜十字スタッフから「SJAは大丈夫?震災被害は?」といったご心配の声をいただいていますが、SJAに大きな被害はなく、通常授業を続けられておりますのでご安心ください。

今回の震源地はミャンマー第二の都市マンダレーのサガイン市。マンダレー付近や首都ネピドーでは大きな被害が出ています。SJAがあるのはそこから少し離れたヤンゴンになりますので、現時点では停電時間が長くなった程度で、皆継続して日本語の学習に励んでいます!

桜十字はどんな活動をしてるの?

桜十字でも何かできることはないかと、ミャンマー復興に向けて活動を始めています。

4月5日(土)、下通アーケードにて実施されたJICAとAfricAsiAによるミャンマー地震緊急支援街頭募金活動に、桜十字で働くミャンマー出身のスタッフも参加しました。SNSでの呼びかけをきっかけに、総勢約40名が集まり、復興への想いを胸に、通行中の方々に募金への協力を呼びかけました。

マンダレー中央病院のDrから依頼があり、医薬品をヤンゴンにて調達し届けました。また、医薬品の選定に困っているとのことでしたので、現地のミャンマー人の薬剤師を紹介することで、医療面でのサポートをさせていただきました。

桜十字のパートナー企業であるAfricAsiAやPHYU SAN送り出し機関が地震の被害状況の調査を実施、壊滅的な被害を受けた人々に協力して食材や必要な物を緊急支援を実施する手配を進めています。

ミャンマーの現状や支援先情報を多くの方に知っていただくことで、必要とされている方への支援が届くように、オンラインイベントを実施いたしました。桜十字の技能実習生など、スタッフも数名参加しミャンマー地震が与えた影響や被害についてお話ししております。

▼ご興味がある方は、ぜひ一度ご覧ください。
熊本からミャンマーへ!今必要な支援をダイレクトに届ける
活動を応援する緊急支援オンラインイベント

ミャンマー地震緊急支援募金について

今ミャンマー大地震では、多くの尊い命が失われ、今なお多くの方が厳しい生活を強いられています。私たち桜十字でも、ミャンマー出身のスタッフとともに、被災地への支援の輪を広げる活動に取り組んでいますが、まだまだ足りません。少しの思いが、大きな支えになります。皆さまの温かいご協力を、心よりお願い申し上げます。

Q1_募金はどうやってできるの?
パートナー企業であるAfricAsiAのHPより、自由な金額を寄付することが可能です。方法としては銀行振り込みとクレジットカードがございます。詳細は下記よりご覧ください。
AfricAsiAミャンマー地震緊急支援寄付ページはこちら
【期間:4/1(火)~4/30(水)】

Q2_AfricAsiA(アフリカジア)ってどんな団体?
この募金活動を主催するのは、熊本市を拠点に医療支援や貧困問題の解決に長年取り組んでこられた団体です。特にミャンマーにおいては、長期にわたり支援活動を続けており、現地で必要とされている物資や支援内容についても、すでに直接ヒアリングを実施されています。複雑な政治情勢が続くミャンマーでは、政治的に中立で、現地の地理や文化に精通したローカル団体との連携が、最も効果的かつ安全な支援の方法とされています。桜十字とは、海外人材に熊本を暮らしの地として選んでもらうことを目指す「KUMAMOTO KURASU」の活動を通じて出会い、同じ志を持つパートナーとしてつながっています。

Q3_募金したお金はどのように使われるの?
AfricAsiA が現地パートナーとして活動しているミャンマー人スタッフらが立ち上げたボランティアチームに直接寄付を行うことで、必要な物資調達や現地活動費の緊急支援を実施します。3/31に事前調査した際には蚊帳・遺体安置袋・薬・発電機・ドレー(レンカの壁とか床を壊す機)などが不足しているとのことでした。AfricAsiA Instagramアカウントにて活動報告が随時更新されておりますので、詳細はこちらをご覧ください。

Q4_募金できるのは桜十字スタッフだけ?
いいえ。どんな人でも先ほどのページから緊急支援の募金を行うことができます。出来るだけ多くの方の支援が必要です。ご家族やお友達などにもご紹介いただき、支援の輪を広げていただけますと幸いです。※拡散する際は社内報ではなく、AfricAsiAのページをご共有ください。

 

朝礼でもミャンマー出身スタッフが支援を呼びかけ

本日の朝礼にて、下通アーケードの募金活動にも参加していたミャンマー出身、ホスピタルメントさくら東館ス モン ピョーさんが、緊急支援募金の呼びかけを実施いたしました。

“誰かのためにできること”は、きっと自分の力にもなります。
ミャンマーの方々、そして私たちの仲間のために。あたたかいご支援をお願いいたします。

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