2025年7月、精神科訪問看護に特化した訪問看護ステーション「セノーテ」が、グループインしました!
精神科訪問看護のプロフェッショナルとして、地域で暮らす人々の「こころの健康」を支えてきたセノーテ。今回の加入により、グループとして精神科領域の訪問支援に新たな一歩を踏み出しました。
セノーテとは?
2018年に設立され、福岡を拠点に全国7エリア、15拠点にステーションを展開。特に、精神科訪問看護に特化していることが大きな特長です。
訪問看護の対象となる方の多くは、うつ病や統合失調症、双極性障害など、精神疾患を抱えながら地域で暮らす方々。看護師・作業療法士・精神保健福祉士などの多職種がチームとなって連携し、利用者の生活に寄り添った支援を提供しています。
セノーテの特長
「その人らしく」暮らせるサポート
ご利用者のこころの健康を支えるために、地域生活においてどのような暮らしがしたいと考えているのか、というイメージや目標を大切にしています。訪問看護スタッフは、ご利用者の理解者として、目指したい目標や個別の課題、抱えている悩みを一緒に考えているサポート体制を築いています。こころの状態や症状の変化を知ること、また、ご家族や支援者様との関係性の安定を図ることなど、「その人らしく」安心して暮らせるよう支援しています。

地域に密着した支援体制
利用者一人ひとりの暮らしに寄り添い、また、その人が望む生活を実現するため、地域の医療・福祉・行政機関との密な連携も大切にしています。関係機関と協力しながら、より安心してサービスをご利用いただける体制を整えています。

“定着”が支える、地域での暮らし
セノーテの事業運営で重要な指標とされているのが「離脱率」と「定着」です。これらの指標に強くこだわる理由は、単なる経営数値としてではなく、提供するケアの質そのものを表すものだと考えているからです。
利用開始から3カ月以内の「早期離脱率」を独自指標とし、その数値をわずか年間2%弱に抑えています。離脱の背景を徹底分析し、改善を重ねる――このサイクルを継続することで、利用者さまに選ばれ続ける事業所を目指しています。
継続的なケアは、再入院を防ぎ、その人らしい地域生活を支える土台になります。“定着”こそが、精神科訪問看護の価値。これからもセノーテは、プロフェッショナルなケアで、その価値を実践していきます。
次回は、現在、福岡で進行中の「りすのこ壁画アートプロジェクト」をのぞいてみます!
